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■LED ZEPPELIN (レッド・ツェッペリン) (2007/01/23更新)
ジャケット写真

公式サイト
詳細はwikiでどうぞ。

元祖ハードロックのような言われ方もするバンドだが、そんな軽い言葉一つで括れるバンドではない。
ツェッペリンの前にツェッペリン無し。
ツェッペリンの後にツェッペリン無し。
レコードセールスなど関係無しに、彼ら以上のロックバンドはいないと断言する。

最近の若者は(こんな言い方するのはオヤジだな!?)ツェッペリンを聴いたこともないくせに、
「ロックだぜぇー」みたいな連中がいるが、チャンチャラおかしい。
かくいう私だってリアルタイムでツェッペリンは体験していない。
しかし、ロックの根底を探っていけば、必ずや避けて通れないアーティストなのだ。
オヤジの愚痴、おしまい。

さて、ツェッペリンの音楽性は様々である。
もちろん、『ブラック・ドッグ』や『ハートブレイカー』『移民の歌』などのハードドライビングナンバーは有名だが、
(余談:『移民の歌』は故ブルーザー・ブロディの入場テーマソング)
『天国への階段』に代表されるようなケルトに根ざしたトラッドフォークも重要な引き出しだ。
(余談:そんな名前のドラマが放映された時は、かなり興ざめした)
また、インド、アフリカなどの民族音楽にもかなり造詣が深く、
全米で上映されたGODZILLAのエンディングに使われていた『カシミール』は良い例だ。
また、1コード(というか1モード)で押し通すような『胸いっぱいの愛を』などはモードジャズ的解釈でもある。
曲の展開も様々で、後にムーブメントとなるキング・クリムゾンイエスのようなプログレバンド以前に、いわゆるプログレ的要素を持っていたバンドでもある。(ま、プログレなんて言葉はかなり曖昧に使われているから、やってる本人達にしてみれば迷惑な話なのだろうな)
もっと言えば、ラップらしいことだってやってる。
とにかく1ジャンルで収まらない。ツェッペリン自体が1つジャンルなのだ。
しかし、どの曲をどこからどう聴いてもツェッペリンなんだよなぁ〜。
これこそがロック本来の姿なのではないかな?と常々思ってしまう。
もちろん、人によって見方(聴き方?)は違うだろうが。
こう書くと、ロックとは何ぞや?という話題になりそうなので、一言で逃げておく。
ロック=自分が自分らしく表現できる世界
だと思うがな。
言葉や技術を超越したところにその真髄があるはずだ。

ジミー・ペイジ(ギター)、ロバート・プラント(ボーカル)、ジョン・ポール・ジョーンズ(ベース)、ジョン・ボーナム(ドラム)の4人から作られるサウンドは、1×4=32くらいになる。
ツェッペリンサウンドはこの4人が揃わなくては成立しないと言って間違いない。
ジョン・ボーナムの死後、1度だけ息子のジェイソン・ボーナムが参加して再結成ライブが行われたが、やはりそのサウンドはツェッペリンではなかった。

そう、ジョン・ボーナム(愛称:ボンゾ)こそがツェッペリンサウンドの要を担っていたと言っても過言ではない。
ボンゾの繰り出すグルーヴ感は誰にも出せないもの。唯一無比。
未だに同じような感覚でドラミングをするドラマーさえゼロだと思う。もちろん、真似が上手な人はいるだろうが。

とはいえ、各メンバーとも代替が利かない人材であることは疑いの余地がない。
ジミー・ページだってエリック・クラプトンジェフ・ベックと並び3大ギタリストと称される超有名人だ。(ま、本当は全員ヤードバーズ出身というだけなのだが・・・)
ロバート・プラントはトーキングスタイルのボーカルを根付かせたし、何よりもセックスシンボル的スターのイメージ像を定着させた。
そしてジョン・ポール・ジョーンズ(愛称:ジョンジー)は一番の功労者。
バンド解散後に映画音楽を手掛けているように、常にプロデューサー的観点からサウンドの味付けをしていた。
そのセンスは半端じゃない!プレイする楽器もベースだけに留まらず、オルガンやメロトロン、マンドリン、バンジョーもプレイしていた。

ボンゾが基礎になるビートを叩き出す。
その上にペイジが独特のコード感をもったギターを乗せる。
更に、その複雑なビート感に浮遊するようにプラントが歌う。
そして最後にジョンジーが素材を最大限に引き出すように、時にはリフ中心のベースラインを奏でたり、時には鍵盤楽器をフィーチャーする。
ロックに留まらず、バンド本来の格好良さ、バンドならではのサウンド作りをツェッペリンが教えてくれるだろう。

いずれにしても、体感したこと無い方は一度体感するべし。
言葉やテクニックなんか何も知る必要が無い。
ツェッペリンを感じることが出来れば、その意味が分かると思う。

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